中国生活的日記

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中国駐在員による日常生活ブログ

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中国で子供(1歳)が40℃の発熱!インフルエンザ?突発性発疹?|前編

大家好!しょうです。

先月3月頃、中国ではインフルエンザが大流行していました。

ちょうどその時期に1歳の子供が高熱を出した時の話です。

同じ様な状況で悩む親御様の少しでも参考になれば幸いです。

 

はじまり

1日目 昼頃に発熱

思い返すと前日の夕飯時から機嫌が悪かったような...

1日目の昼頃には元気がなく体温測定すると38.6℃でした。せきや鼻水はなく、食欲はまあまあでした。

この一週間前に水痘ワクチンを打ったのでその副反応かなと思っていました。

とりあえずコロナに罹った時もお世話になった、中国で信頼性がある解熱剤(イブプロフェン)を飲ませると、熱が下がったので家で様子を見ることにしました。

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インフルエンザ??

2日目 解熱剤で回復せず

解熱剤効果で熱が下がって安心していましたが、再び38.9℃まで戻ってしまいました。

急いで病院に行き、問診とインフルと血液検査をしてもらいました。

ちなみにコロナは中国だと無くなった扱いのため、可能性から除外されていました。

結果:問診・・・のどに炎症はなし

   インフルA型、B型・・・陰性

   血液検査・・・ウイルス感染の疑い

インフルエンザは陰性でしたが、検査の精度が悪いので陽性でも陰性になるかもとの事、血液検査の結果からウイルス感染の疑いがあり、最近インフルが流行しているからほぼ間違いなくインフルエンザだと診断が下りました。

小児用タミフルと解熱剤(アセトアミノフェン)を処方され飲ませると夕食時には37℃台にまで下がりました。ひと安心ひと安心。

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3日目、4日目

熱は下がったのでタミフルのみを服用させました。熱は36.8~37.4℃程度で子供なら平熱になりました。元気に遊んで食欲も十分でした。

この時完全に油断して、タミフルを5日間継続して服用するように言われましたが、医者から処方された3日分がなくなったので、それ以上飲ませませんでした。
この選択を後に大きく後悔することになるとは、当時は思いもよりませんでした。

 

5日目 月曜日

もう治ったと思っていたので、安心して会社に出社しました。

この日は子供も元気で安心していました。

 

6日目 再び発熱...

昼頃に家からまた発熱したと連絡がありました.....

ここから長くなるので後編に続きます。

 

また、この機会に子供のインフルエンザについてネットで調べました。備忘録としてまとめました。ネットで収集した情報ですので間違っていてもあしからずでお願いします。

 

子供のインフルエンザについて

初期症状の特徴
・急に38℃以上の発熱が起こる。
・発熱に続いて咳や鼻汁などが見られる。
・下痢や嘔吐を伴うこともある。
・症状の進行が急激。

発熱後に風邪症状が出るという事を知らず、びっくりしました。

重症化すると肺炎、脳炎などの合併症になる可能性もあります。

自宅では安静にして水分補充をしっかりとする必要があります。

 

病院に行く目安

・発熱後12時間以降、48時間以内。

発熱後12時間以内だとウイルス量が少なく正しい検査ができない場合があり、48時間を過ぎるとタミフルなどの特効薬の効果が薄くなる為とされています。

うちの子供は発熱から24時間経過後に検査しましたが、陰性でした....

 

解熱剤使用について

発熱時は免疫機能が高まっている状態だから、むやみに解熱するとかえって回復が遅くなるという説もあります。

しかし親として子供が発熱で苦しんでいる時に、どうにかしてあげたいというのが親心で使用を止められないと思います。私も妻とケンカになりました。
最終的にはお医者様と相談して後悔しないように自己決定して下さい。

 

また、子供のインフルエンザの場合、使用できる解熱剤の種類なのですが、ネットで調べる限り”アセトアミノフェン”一択のみという事が分かりました。

他の種類(上記のイブプロフェンなど)だとインフルエンザ脳症のリスクが高くなる可能性があるとの事です。

うちの子供の場合、既にイブプロフェンの解熱剤を飲んだ後に病院に行ったので、怒られるかと思いましたが、そんなことはありませんでした。

中国だとこの解熱剤が一番信頼があり、のちのちになり逆に飲む事を勧められるほどでした。日本が特殊なのか中国がおかしいのかわかりませんでした。