中国生活的日記

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中国駐在員による日常生活ブログ

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中国で子供(1歳)が40℃の発熱!インフルエンザ?突発性発疹?|後編

大家好!しょうです。

先月3月に1歳の子供が高熱を出した時の話、前編からの続きです。

only-in-dreams.hatenablog.com

高熱ぶり返す

6日目 再び発熱...

昼頃に家からまた発熱したと連絡がありました.....

といっても37.4〜37.9℃をうろうろしている感じでまだ割と元気でした。解熱剤を飲ませるほど高熱(38.5℃以上)ではなかった為、ご飯を食べさせて寝かしつけました。

しかし、深夜に夜泣きして熱を測ってみると38.5℃!この時点でインフルエンザの場合はイブプロフェンの解熱剤は絶対ダメとネット情報を見ていたので、飲ませずに急患で病院へ行きました。問診してもらうと喉の炎症等は無くやはりインフルエンザの診断、解熱剤を飲ませて良いかと聞くと、「何で飲ませないのと?」言われました。

日本のネット情報だとイブプロフェンは絶対ダメとなっているのに…国が違うと医学的知見も変わるのかとショックを受けました。

他に方法もなかったので結局、この解熱剤を飲ませて寝かせました。

 

7日目 さらに発熱

解熱剤だけでは抑えられず、なんと39.4℃まで発熱してしまいました。午前中に病院に行き、念のためもう一度、インフル、肺炎、血液検査をしました。

結果:問診・・・のどに炎症はなし

   インフルA型、B型・・・陰性

   肺炎・・・陰性

   血液検査・・・ウイルス感染の疑い

小児インフルエンザには、いったんは37.5度未満に解熱しても、24時間以内に37.5度以上の熱が再び出る「二峰性発熱」という場合もあり、この点が合致しました、インフル検査は陰性だけど検査精度に難ありで、結局、ほぼ間違いなくインフルエンザだと診断が下りました。

熱が長引くの点滴を打つ事にしました。

点滴内容:ブドウ糖、生理食塩水、抗ウイルス剤 (100ml×5袋 約200元)

点滴ブースはめちゃくちゃ込んでいて、点滴針を打つまでに40分待ちで、点滴を入れ終わるまでさらに2時間掛かりました。

 

8日目 別の病院へ

点滴には解熱剤が入っていないので解熱効果はなく、子供が辛そうだったので、別の病院へ連れて行きました。(私は仕事で行けませんでした。)
そこでなんと、解熱の為にアスピリンをお尻に注射すると、なんとたちまち平熱まで下がりました。

熱が下がって今も結果的に元気だからいいのですが、小児インフルエンザ患者にアスピリンを投与するなんて、インフルエンザ脳症のリスクとか考慮しないのかとショックを受けたのを覚えています。しかも、お尻に注射するなんて...日本では考えられない事だらけでした...

その後、平熱に下がった後にしばらくして、体に発疹が出てきました。ネットで当てはまる症状が無いか調べると「突発性発疹」が当てはまりました。

突発性発疹とは

発熱して38℃以上高熱が3日程度続き、解熱後に突然発疹が出現します。

 

となると結局病気はインフルエンザではなく、突発性発疹だったのではないかと勝手に思っています。何はともあれ今子供が元気で結果オーライです。