好久不见了!ご無沙汰しています。しょうです。実は国慶節休みから運転免許の勉強に勤しんでいまして、更新が滞っていました。紆余曲折ありましたが取得できましたので、私の中国での運転免許証を取得までの道のりを備忘録も兼ねて紹介します。
なお、この情報は2021年12月のものです。地域や時期によって必要書類や取得条件が異なる事も有りますので、あくまで参考程度にして頂けると幸いです。
中国運転免許 取得方法
中国はジュネーヴ条約に加盟していないため、国際運転免許証で運転する事が認められていません。そのため、中国独自の運転免許証を取得する必要があります。
日本で運転免許を既に取得している場合、実技試験は免除で学科試験のみで中国の運転免許への切替が出来ます。私も、この方法で免許を取得しました。
申請手続に必要な書類
(1)パスポート
(2)居留許可
(3)境外人士临时居住证明 (居住証明)
(4)机动车驾驶人身体条件证明 (身体検査表)
(5)証明写真2枚
(6)日本の運転免許証
(7)運転免許証の中文訳
入手が面倒だったものについて詳しく書きます。
(3) 境外人士临时居住证明 (居住証明)
現在の住所を証明する書類で、住居地の派出所で発行してもらいます。小さな街で発行に慣れていない事も有り、ひと悶着ありましたが、妻が頑張ってくれて何とか入手出来ました。(無料発行)
(4)机动车驾驶人身体条件证明 (身体検査表)
IC身分証を持っている中国人の方は、免許センターの自動機で視力検査などの身体検査ができます。しかし、身分証がない外国人は自動機が使用できず、病院で身体検査をして来てとの事でした。が、自動機が導入された事もあり、儲からない免許用の身体検査を取りやめた病院がほどんどで、受付けてくれる場所探しに苦労しました。
結局病院ではなく、知り合いから教えてもらった、街中の検査専用センターで身体検査をしました。検査自体は視力検査や色覚検査など簡単なものでした。(8元)
(7)運転免許証の中文訳
日本の免許証の表裏の写真を翻訳業者に渡して翻訳してもらいました。(200元)
学科試験の勉強
学科試験はパソコンにて問題100問を解答し、90点以上で合格となっています。ネット情報だと日本語の問題もあるらしいとの事ですが、小さな街なのでおそらくないと思って中国語の問題を想定して勉強する事にしました。(結果的にもっと最初に確認しておけばよかったと...)
独学で勉強を開始しましたが、中国語が難しく挫折....
たまたま近所に免許取得の学習塾みたいものが有ったので、そこで試験のコツを教えてもらう事にしました。(1000元)
コツも教わって問題を一通りし、模擬試験をすると90点以上取れ、これならいけそうな感じとなりました。
試験のコツについては時間がありましたら別記事でまとめたいと思います。
いざ学科試験へ
申請書類入手と勉強が完了したら、いよいよ本番の試験です。(試験費用 30元)
試験前に再確認するとなんと日本語の問題があるとの事!
ここで、中国語か日本語のどちらで受験するか迷いました。
教わった試験のコツは中国語の問題の時に最大限に活用できるもので、かつ日本語版の問題を一度も解いたことがなかった為です。しかもネット情報で日本語版は自動翻訳にそのままで、訳が変な部分もあると聞いてました。
結局迷った挙句、結局日本語で受験することにしました。
そして、試験場に移動し指定の席のパソコンに着席し試験開始しました。日本のように試験用紙が配られみんな一斉に試験スタートするのではなく、パソコンに座って個別スタートする感じだったので、特に緊張はしませんでした。解答中は全く手ごたえが有りませんでした。
結果は93点で合格でした!! 解答完了のボタンを押すとすぐに点数が表示されるようになっていました。
免許発行費用に10元を渡してその日のうちに免許を発行してもらいました。
まとめ
念願だった免許を取得できで嬉しかったです。皆様もぜひどうぞ。
中国では自動車は右側通行(左ハンドル)、赤信号でも右折が認められるなど、交通規則が少し日本と異なる為、注意して安全運転を心がけて行きたいと思います。